2020年12月の記事一覧
校内授業研究(社会)
本校の研修テーマである,「深い学び」につなげる授業づくり ~自ら学ぶ意欲をもち,主体的に課題に取り組む生徒の育成~ にもとづく社会科の交流授業が,本日(12/11金)1年生を対象に行われました。めあては,「アフリカの産業の特色(プランテーション栽培やモノカルチャー経済から)を知ろう」です。実物のチョコレートやカカオ豆の提示から問題意識をもち,ガーナでカカオ栽培に取り組む貧しい兄弟の映像を視聴した後,気になったことや問題に思うことを自分で考え,グループで交流し,全体で発表し合いました。1年生も,深い学びにつなげるための,資料の読み取りやグループ協議等にも慣れ,明るく意欲的に学習に取り組む姿勢が観ていて大変気持ちよいものでした。終盤,自分たちでできそうなことや世界で取り組むべきこと(フェアトレードやSDG's等)を交流する前に時間切れとなってしまいましたが(次時が楽しみです),生徒が受け身にならず前向きに取り組む良い授業を参観することができました。
1年生の書写授業から
先週2年生の書写授業を紹介しましたが,今週は1年生も取り組んでおりました。書写は,まだ中学生として10数時間目といったところですが(年間約20時間),それぞれが一生懸命取り組んでおり上達がめざましいです。どちらの学年も自分の氏名漢字から一文字を選んで清書用色画用紙に習字で書き,その横に選んだ漢字の意味を漢字辞典等で調べ,硬筆で名前とともに添えて完成です。なお,自分の親がどんな願いを込めて名付けてくれたのか等との思いを馳せて,より筆に力が込もった生徒も多かったと思います。どちらも階段横に掲示しております。素晴らしい出来映えですので,ご来校の際にはどうぞご覧願います。
久々のお弁当
年間で給食の食数が決められているため,今週の7日(月)8日(火)はお弁当昼食でした。残念ながらコロナ感染予防のため,座席を付け合っての会食というわけにはいきませんが,久しぶりのお弁当に心なしか楽しそうに過ごしておりました。中には,超ドカ弁やキャラ弁,手作りチャレンジ弁当など,お弁当自体で盛り上がっていた学級もあったようです。保護者の皆様,ありがとうございました。なお,今月24日(木)25日(金)も給食はありませんので,またよろしくお願いいたします。(食事風景をのぞいてきました。1・2・3年の順)
リコーダー部のリモート(オンライン)講習
例年夏休み期間中に実施されている,全国的にリコーダーの第一線でご活躍中の金子健治先生(東京在中)による講習会ですが,今年度はコロナ禍のため中止となりました。そこで,このたびリモート(オンライン)による金子先生の講習会を申し込み,昨日(12/7月)音楽室にて行われました。モニター画面越し,直接空間ではないため多少のぎこちなさはあったようですが,今年度リコーダーコンクールへの本校参加曲の作曲者本人からの指導ということもあり,大変貴重な良い経験になったようです。
バドミントン部の新人戦大会から
先日(12/2土)道南バドミントン新人大会(団体戦)が函館アリーナで行われました。野球・サッカー同様,新チームの頑張りを一度は観戦してこようと思っていたのですが,コロナ対応により,関係者以外入場禁止となっていました。顧問から聞くと,小学校からの経験者の多いチームを相手に,男女とも大健闘であったとのことでした。前日久しぶりに練習をのぞいてきましたが,1年生が例年に比べ多数加入し,日々活気あるトレーニングを積んでいますので成長がめざましかったです。これからも楽しみです。
保体委員会による校舎周辺清掃
先日肌寒い朝でしたが,保体委員会のメンバーがいつもより早めに登校し校舎周辺のゴミ拾いを行ってくれました。日常的に用務員さんが落ち葉除去をはじめ外回りをきれいにしてくれており,ゴミは少なかったのですが,二者・三者面談を控えていたこともあり,その主体的な取組,その気持ちをうれしく思いました。委員会のみんなありがとう。
和楽器(箏)体験学習
芸術家や文化芸術活動者などを小・中学校等へ派遣し,児童・生徒により身近に文化芸術に触れる機会を提供する「文化芸術アウトリーチ事業」の一環として,本校では例年和楽器(箏や和太鼓)体験を実施しております。昨日(12/3木)1年生を対象に「箏(*)」の体験学習が実施されました。初めてふれる伝統的な和楽器を前に,生徒は緊張しつつも楽しんで取り組んでおりました。最後に講師とともに演奏した”さくらさくら”ですが,私自身「箏」を間近で味わうことはめったにないので非常にきれいな,まさしく和の音色が響きわたり大変印象的でした。2時間弱でここまでできるようになることも喜びですね。
*柱のあるものが「箏」で,ないものが「琴」とのため,一般的に使用されるのは「箏」と表記するのがのぞましいそうです。
書写授業から
2年生の書写学習にお邪魔してきました。本校への来校者は,口々に階段壁面に掲示してある書道作品を褒めて下さります。教科担当者の卓越した技術に加え,その指導にしたがい丁寧に書き込んでいく生徒の素直さが表現されているからだとうれしく思っております。本授業も楽しみに参観に行きましたが,集中して以前よりさらに良い字を書こうと取り組んでいました。今回も最終清書(完成版)が楽しみです。
校内研究授業(理科)
今年度本校の研修テーマは,「深い学び」につなげる授業づくり ~自ら学ぶ意欲をもち,主体的に課題に取り組む生徒の育成~ です。本テーマにもとづく理科の研究授業が,本日(12/3水)2年生を対象に行われました。めあては,「抵抗をつないだ時の変化について調べ,説明してみよう」です。生徒はグループでの実験結果をグラフ化し,規則性を見つけだしました。そこで,先生が「なぜそのようになるのか,わかりやすい例を用いて説明しよう」と問いかけました。生徒は,正解確認後の発問に知的好奇心を揺さぶられたようです。必死に個人で考え,グループで考え合いました。その後の発表では,「抵抗」を障害物やラグビー選手,ボルタリングの壁に例えたりしたユニークな発表が相次ぎました。最後に,先生が水流に例えてまとめをしていくと,「そうか」「なるほど」等の声が聞こえてきました。生徒が意欲的に,深く学んでいく大変良い授業を参観させていただきました。
グラウンド一面の雪景色
12月に入りました。1年で最も長い2学期もゴールが見えてきました。生徒指導部だより12月号(学校からのお便りに在中)には,今月の生活目標「2学期をふりかえり問題を解決する12月にしよう」について書かれています。コロナ禍の中,大変厳しい激動の1年ですが,生徒には笑顔で締めくくってもらいたいものです。
今朝のグランド風景です。一面真っ白で清々しい気持ちになりますが,この時期路面は滑ります。それぞれ運転には十分気をつけるとともに,生徒には,足下に気をつけるように,また防寒対策として手袋を着用するようにご家庭でもお話し願います。