学校ブログ

キャリア教育(音楽演奏&ミニ講演)に関して

 今年度コロナ禍のために1,2年生の職場体験学習が中止となり,代わりに,せめて生徒には様々な職業人のお話を聞かせたいということで,現在学校運営協議会などを通じて募集しております(保護者の皆様も紹介できる方がいれば学校まで一報お願いします。)。そんな矢先,本校の学校司書の娘さん(本校の卒業生)がプロのジャズミュージシャン(MEGUTARO)として活躍され,この度21日(土)の函館公演に合わせて帰省することを聞きました。そこで,余裕時間があれば後輩のために演奏とミニ講演を,とお願いしたところ快諾していただけました。急ではありますが,せっかくの機会なので時間のある明後日(20日6時間目)に設定しました。なお,保護者や地域関係者にもご案内したいところですが,コロナ禍の中,密防止での子ども(後輩)達のための実施ということで,申し訳ありませんが制限させていただきます。なお,以下に,本校生徒への紹介文とホームページアドレスを載せておきます。どうぞご覧ください。   MEGUTARO(キャリア教育).pdf HP:http://www.megtaro.com/

MEGTARO紹介

 

校内研究授業&職員研修

  本日(11/17火),3年A組の英語授業(野中先生)を、市教委の中山指導主事、旭岡小学校の先生にも来校いただき先生方全員で参観しました。授業のテーマは「自分の意見を英語で表現しよう」です。PC室にて、技術科で習得したPC技術を活用し,社会科で学習したSDG’s(持続可能な目標)から自分の興味ある題材をさがして,Google翻訳機能を補助教材に,自分の作文を英文にしたり,音声録音に取り組んだりしました。次年度以降の一人一台IT端末の活用を見据えた授業に,子どもたちは大変意欲的に取り組んでいました。

 研究授業1研究授業2研究授業3

 

 

 

 

 

 その後、この授業をもとに私たちの学習指導力向上を図るための職員研修を行いました。研究協議では、IT活用のメリット(興味関心、個に応じた進度等)・デメリット(すぐ正解へ、学び合う活動の減少等)や,楽しいだけで終わらず基礎基本の定着につなげることなどについて活発な議論となりました。最後に,中山指導主事(助言者)から、生徒ひとり一人が楽しそうに主体的に授業に参加しているのが何より、でもPCはツールであり目標に到達させる授業づくりが大切…等と講評をいただき,続けて「GIGAスクール構想 ~ 一人一台端末の整備等について」お話していただきました。これからの時代の授業づくりに向けて大いに勉強になりました。3年生、みんなの真剣さ、頑張りのおかげでもあります。お疲れ様でした。

研究協議1研究協議2

定期テストを控えて

 定期テスト直前ということで,今週は朝読書時間帯に,全学年とも学習委員会が作成した自作のテスト対策問題に取り組んでいます。仲間が頭をひねりながら,あるいは教科担に相談しながら作った予想問題です。力試しにもなるのでみんな真剣に取り組んでいます。

1年予想問題取組風景2年予想問題取組風景

 

 

 

 

 

 

 また,放課後学習会には,テスト前で部活動が休止となっているため,バドミントン部の1年生3名が初めて顔を出し集中して取り組んでいました。普段は3年生が多いのですが,1,2年生も遠慮なく活用してほしいなあと思います。

放課後学習会

 

赤い羽根共同募金&ペットボトルキャップ回収

 後期生徒会が取り組む最初のボランティア活動です。本日(11/16月)から18日(水)まで,毎朝生徒会総務が生徒玄関前で募金&回収運動をしています。皆さんのご協力をよろしくお願いします。合わせて,協力依頼のために配布した生徒会だより第26号もご覧下さい。生徒会だより第26号.pdf

生徒会総務キャップ回収中1日目でこんなに

 

 

心に響いた全校集会

 コロナ禍のために延期していた、生徒会主催によるいじめに関する全校集会です。「今よりもっと,良い関わりをするために」が,生徒会から出された本集会のテーマです。そして,ねらいは,学年の枠を越えた縦割グループの良さをいかして,他者の様々な見方や考え方を知り,今後のより良い人との関わり方等を考え合い,学校生活の向上につなげようというものです。

 生徒会は投げかけました。

     「人に嫌な思いをさせる,嫌な思いをさせられる,これらはいいことですか?」 

 全員がNOに挙手します。生徒会がいじめの定義を確認したあと,再度問いかけます。

     「良くないことと知っていて,なぜなくならないのでしょう? 」

     「3年生を中心に,縦割グループで話し合って下さい。」

 そして,「嫌なことがあった人はその体験を話して下さい。またどうやって克服しましたか。」

全校集会1全校集会2全校集会3

 

 

 

 

 

 

 普段話すことのない他学年(他者)に本音で語り合う,積極的な交流が行われます。中には涙ぐむ生徒も何名かおります。その後,グループを代表して4名が発表し,生徒会総務が学校生活にありがちな一場面を切り取った実演を行い,問いかけました。

  「この場面で,あなたがA君だったら嫌な気持ちになりますか。」

 2つの場面とも,2/3は嫌な思いになると挙手しましたが,1/3は嫌ではないと挙手しました。

  「軽く受け流せる人もいればできない人もいるようです。人によって受け止め方は違うのです・・・

 最後に,生徒会長が,自らの辛かった経験も述べつつ,人の気持ちを思い合える,多様な考えを認め合える学校にしていきましょうとまとめ,生徒ひとり一人,そして見学者(先生方)の心に響く素晴らしい集会は終わりました(その後,教室で感想とこれからに向けてを各自記入)。

全校集会4全校集会5全校集会6

 

 

 

 

 

 

 私も参観させていただきながら,「いじめがなくならないことに疑問を持つこと」,そして「いじめについて自分の頭で考えること」,さらに「いじめについて実体験も交えて考えを交流すること」,最後に「グループでの交流内容を全校生徒で発表し合い共有すること」を生徒主体で実践できたこと,ひとり一人が当事者意識をもって真剣に参加していたことに感動しました。