学校ブログ
校内研究授業&職員研修
本日(11/17火),3年A組の英語授業(野中先生)を、市教委の中山指導主事、旭岡小学校の先生にも来校いただき先生方全員で参観しました。授業のテーマは「自分の意見を英語で表現しよう」です。PC室にて、技術科で習得したPC技術を活用し,社会科で学習したSDG’s(持続可能な目標)から自分の興味ある題材をさがして,Google翻訳機能を補助教材に,自分の作文を英文にしたり,音声録音に取り組んだりしました。次年度以降の一人一台IT端末の活用を見据えた授業に,子どもたちは大変意欲的に取り組んでいました。
その後、この授業をもとに私たちの学習指導力向上を図るための職員研修を行いました。研究協議では、IT活用のメリット(興味関心、個に応じた進度等)・デメリット(すぐ正解へ、学び合う活動の減少等)や,楽しいだけで終わらず基礎基本の定着につなげることなどについて活発な議論となりました。最後に,中山指導主事(助言者)から、生徒ひとり一人が楽しそうに主体的に授業に参加しているのが何より、でもPCはツールであり目標に到達させる授業づくりが大切…等と講評をいただき,続けて「GIGAスクール構想 ~ 一人一台端末の整備等について」お話していただきました。これからの時代の授業づくりに向けて大いに勉強になりました。3年生、みんなの真剣さ、頑張りのおかげでもあります。お疲れ様でした。
定期テストを控えて
定期テスト直前ということで,今週は朝読書時間帯に,全学年とも学習委員会が作成した自作のテスト対策問題に取り組んでいます。仲間が頭をひねりながら,あるいは教科担に相談しながら作った予想問題です。力試しにもなるのでみんな真剣に取り組んでいます。
また,放課後学習会には,テスト前で部活動が休止となっているため,バドミントン部の1年生3名が初めて顔を出し集中して取り組んでいました。普段は3年生が多いのですが,1,2年生も遠慮なく活用してほしいなあと思います。
赤い羽根共同募金&ペットボトルキャップ回収
後期生徒会が取り組む最初のボランティア活動です。本日(11/16月)から18日(水)まで,毎朝生徒会総務が生徒玄関前で募金&回収運動をしています。皆さんのご協力をよろしくお願いします。合わせて,協力依頼のために配布した生徒会だより第26号もご覧下さい。生徒会だより第26号.pdf
心に響いた全校集会
コロナ禍のために延期していた、生徒会主催によるいじめに関する全校集会です。「今よりもっと,良い関わりをするために」が,生徒会から出された本集会のテーマです。そして,ねらいは,学年の枠を越えた縦割グループの良さをいかして,他者の様々な見方や考え方を知り,今後のより良い人との関わり方等を考え合い,学校生活の向上につなげようというものです。
生徒会は投げかけました。
「人に嫌な思いをさせる,嫌な思いをさせられる,これらはいいことですか?」
全員がNOに挙手します。生徒会がいじめの定義を確認したあと,再度問いかけます。
「良くないことと知っていて,なぜなくならないのでしょう? 」
「3年生を中心に,縦割グループで話し合って下さい。」
そして,「嫌なことがあった人はその体験を話して下さい。またどうやって克服しましたか。」
普段話すことのない他学年(他者)に本音で語り合う,積極的な交流が行われます。中には涙ぐむ生徒も何名かおります。その後,グループを代表して4名が発表し,生徒会総務が学校生活にありがちな一場面を切り取った実演を行い,問いかけました。
「この場面で,あなたがA君だったら嫌な気持ちになりますか。」
2つの場面とも,2/3は嫌な思いになると挙手しましたが,1/3は嫌ではないと挙手しました。
「軽く受け流せる人もいればできない人もいるようです。人によって受け止め方は違うのです・・・」
最後に,生徒会長が,自らの辛かった経験も述べつつ,人の気持ちを思い合える,多様な考えを認め合える学校にしていきましょうとまとめ,生徒ひとり一人,そして見学者(先生方)の心に響く素晴らしい集会は終わりました(その後,教室で感想とこれからに向けてを各自記入)。
私も参観させていただきながら,「いじめがなくならないことに疑問を持つこと」,そして「いじめについて自分の頭で考えること」,さらに「いじめについて実体験も交えて考えを交流すること」,最後に「グループでの交流内容を全校生徒で発表し合い共有すること」を生徒主体で実践できたこと,ひとり一人が当事者意識をもって真剣に参加していたことに感動しました。
3年願書写真撮影
本日(11/13金)、高校入試用願書のための個人写真撮影がありました。そのため,頭髪や制服も清潔感のある状態で準備してきた生徒が多かったです。「人は見た目が9割」とよく言われます。その反面,「見た目云々より人間やっぱり中身でしょ」という考えもあります。どちらにしても,私たちは目で見える視覚情報から相手に対して様々なことを判断してしまっていることは否めません。なぜなら、やはり人の「見た目」には、その人の「内面」が現われていると考えられているからです。ですから,願書用の写真撮影を通じて,自分の身なりなどを見直してみる良い機会ととらえるのはそれはそれで良いことだと思います。緊張感のある中での個人撮影でした。